スカルプシャンプーって育毛シャンプーと同じなの?

最近、「スカルプシャンプー」ってよく耳にしませんか?そもそも「スカルプ」って何のことかご存知ですか?スカルプとは、ズバリ「頭皮」のことです。つまり、スカルプシャンプーとは「(髪の毛だけでなく)頭皮を洗うことを考えて作られたシャンプー」です。

 

薄毛に悩む若者が増えるなかで、髪の生えてくる土壌としての頭皮が注目されるようになりました。抜け毛の大きな原因として、皮脂の過剰な分泌による毛穴の詰まり、頭皮の荒れなどが挙げられます。

 

そのような皮脂を取り除くことにおいては、高級アルコール系シャンプーや、石鹸系シャンプーに多い従来のシャンプーも有効です。洗浄力で言えば、これらのシャンプーの方が近年のスカルプシャンプーよりも優れています。

 

なぜスカルプシャンプーが注目をされているの?

それではなぜ、洗浄力が従来のシャンプーより劣るスカルプシャンプーの方が注目を浴びているのでしょうか?実は、皮脂というのは、「多過ぎてもいけない」のですが、「少な過ぎてもいけない」のです。皮脂は多すぎた場合、毛穴を詰まらせて抜け毛の原因にもなりますが、一方で、少なすぎても問題なのです。

 

皮脂は頭皮にとって重要な役割を果たしています。それは、「頭皮を外部の刺激から護る」という役割です。皮脂が少なすぎると、外部の刺激に対して免疫がなくなってしまい、肌荒れを起こしやすくなり、結果、それも抜け毛を呼び起こす可能性があるのです。

 

また、従来の洗浄力が強すぎるシャンプーでは、皮脂を取り過ぎてしまい、カラダは逆に皮脂を補おうとして 皮脂の分泌量が増え、頭皮が皮脂でギトキトになる可能性が高まります。頭皮が皮脂でギトギトになってしまうと頭皮が皮膚呼吸できなくなり、毛母細胞が酸欠状態になることで髪や頭皮環境が健康な状態を保てなくなります。さらに、皮脂が過多の状態を放置すると、油分が酸化したり、菌が繁殖し、状況はさらに悪化してしまいます。

 

前述のそのような背景から、髪を育てる前にまずは、髪の土壌である頭皮の環境を整えて健康な状態にすることの優先順位が高いと考えられるようになりました。そこで注目を集めたのが、適度な洗浄力により、皮脂の量を適度に保つことを実現した育毛シャンプー「スカルプシャンプー」だったのです。